
生産本部富士工場設備部エンジニアリンググループでは、プラント、製造設備の生産能力アップやコストダウンのための改造や新規建設を担当しています。営業部門の販売量の計画にそって何年でどのくらいの生産能力の増強が必要なのか算出し、フィージビリティスタディを行い、役員会の承認を経て、設備の基本設計、マテリアルバランス(※1)、フローシート、レイアウトを作成し、そこから仕様書作成、詳細設計へと進みます。
ポリプラにとって生産設備は事業の根幹となる経営資源です。設備投資は最大の経営課題の1つであり、その実践を担う我々の責任は大きく、やりがいのある仕事と言えます。このような化学プラントの増設プロジェクトは期間として2〜3年、設備投資額として数十億から数百億がかかるようなものです。そのような大型プラントを自分たちで設計して建設し、ねらい通りの能力を発揮したときの達成感にはとても大きいものがあります。海外でのプロジェクトも増えています。私もこれまで台湾、マレーシア、中国のプラント設計及び建設をやってきました。プラントは形に残りますし、俺がつくったプラントという意識がありますね。

小林 直之
生産本部
富士工場設備部長
1983年入社
同志社大学工学部化学工学科卒

一連の製造プラントにはさまざまな工程と設備があるため、この仕事で活躍するには、幅広い知識が必要です。機械や化学工学など大学での知識は当然必要ですが、大学での勉強はごく狭い範囲のものですので、その他にも覚えなくてはならないことはたくさんあると思います。1から勉強するという気構えが必要です。
また、知識だけでなく、経験も欠かせないもののひとつです。
新入社員の場合、まずは富士工場の設備での小規模な改造を経験しながら、設計からの一連の建設業務を覚えていきます。次の段階として、小規模プロジェクトのリーダーになっていただくわけですが、経験とともに規模が大きくなり、携わる範囲も国内から国外へとどんどん広がっていきます。
当社では他よりも少人数でかなり広い範囲をカバーしていますから、経験のスピードも速いはずです。
早くから大きなプロジェクトの全体を見るという大きな仕事を通して、知識も経験も身につく。自分を高めるという点では非常にいい環境を提供できると思っています。
設備には常にさまざまな問題が発生しますし、新しいプラントの試運転では予想外のトラブルもあります。そうした問題の解決に、主体的に取り組まないといけません。今後、新プラントの建設は海外で多くなり、海外の工場に行く機会も増えるはずです。バイタリティがあって新しいことに挑戦することに喜びを感じる人が向いていると感じますね。

※1 「入ったものは必ず出ていくか保存される」という基本的な定理。蓄積が起きないなら、使用される資材原材料の数量と、生産される製品・排出物の数量は等しいことを基に生産計画を検討する。

